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なでしこ、猛攻のブラジル零封 2点目は鮫島が起点
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【日本―ブラジル】2点目の起点となるなど攻守に活躍した鮫島=ミレニアムスタジアム
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ロンドン五輪第8日の3日、「なでしこジャパン」が準々決勝でブラジルに2−0で勝利した。
空いたスペースを見つけ、FWの仲間を信じて蹴ったパスが2点目に結び付いた。元東京電力女子サッカー部マリーゼのDF鮫島彩(仙台)は2点目の起点となるパスを出すなど攻守に活躍。「相手が前掛かりだったので、あそこが空いていた。ゴールまでつながって良かった」と笑顔を浮かべた。
メダルを獲得するには負けられない試合。個人技で勝るブラジルに対し、鮫島は守備に重点を置いた。ブラジルが左サイドを突破して攻撃する場面は少なかったが、鮫島は逆サイドから上がるクロスに対し体を張り、ピンチの芽を摘んだ。「どこにボールが出てくるか読みやすいよう、前線からプレスをかけてくれた」。その流れはカウンターにつながり、鮫島が起点の2点目になった。
次の準決勝は初のメダルを懸けた試合となる。「気持ちの勝負。気持ちが前面に出た自分らしいサッカーをしたい」。鮫島は闘志をみなぎらせていた。
(2012年8月5日 福島民友ニュース)
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