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「頑張れば夢かなう」 フェンシング銀・千田、淡路が来県
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子どもたちにメダル獲得を報告する(左から)千田、淡路両選手=川俣町・川俣中
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ロンドン五輪フェンシング男子フルーレ団体で銀メダルを獲得した、千田健太(27)と淡路卓(23)が14日、原発事故で一部が避難区域に指定されている川俣町を訪問した。千田は昨年11月に同町を訪れた際、約束していたメダル獲得を報告。大会などで本県を訪れていた淡路も「福島のおかげで強くなれた」と語った。2人は子どもたちを前に「頑張れば夢はかなう」とメッセージを送った。
2人は、所属するネクサスのコーチで、4年前まで川俣高で教諭をしていたバルセロナ五輪出場の橋本寛さんと共に川俣中を訪問。生徒約300人にメダルを披露し、質問に答えた。
宮城県気仙沼市出身の千田は「震災時は何もできなかったが、メダルを取れて元気を与えられたと思う」と語り、仙台市出身の淡路は幼少から大会や合宿で本県を訪れており「福島県と一緒に強くなれた」と本県への感謝の気持ちを伝えた。
2人は16日に同町で開かれる「川俣町フェンシング大会」でゲストを務め、15日には大会参加者と合同練習を行う。橋本さんは「今後も支援を続けたい」と福島の復興の後押しを誓った。
また、千田、淡路両選手は県庁に内堀雅雄副知事を訪れ、メダル獲得を報告した。
(2012年9月15日 福島民友ニュース)
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