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“水温8度”気合いで疾走 晩秋の久慈川で「水上俵引き」
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水しぶきを上げ、疾走する参加者=塙町・久慈川
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晩秋の久慈川の風物詩「塙代官カップ水上俵引き競争」が23日、塙町の久慈川で行われた。
塙町産業祭に合わせて行われており、21回目。江戸時代の年貢米輸送に由来する名物競技で、丸太で作ったいかだに約65キロの俵を積んで引きながら川を往復する。1チーム4人編成、メーンの部と女性の部、仮装の部の3部門で行い、13チームが出場した。
この日の気温は13度と穏やかな天気だったが、水温は8度。上半身裸で「気合」を見せる参加者もいれば、「震災からの復興」を祈願して入水する若者も。豪快に水しぶきを上げながら疾走する姿に、観客も大きな声援を送った。
(2011年11月24日 福島を走る・福島民友ニュース)
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