ランニングコースを全力疾走する子どもたち＝郡山市・ペップキッズこおりやま

　放射線を気にせず子どもたちに遊んでもらおうと、郡山市元気な遊びのひろば（愛称・ＰＥＰ（ペップ）キッズこおりやま）が２３日、郡山市横塚にオープンし、施設内に子どもたちの笑顔と歓声が広がった。
　同施設は、郡山市震災後子どもの心のケアプロジェクトの活動に感銘を受けた大高善興ヨークベニマル社長が市に申し入れ「子どもたちへのクリスマスプレゼントに」と設置への動きが始まった。
　「遊び・学び・育つ」を施設コンセプトに国内最大級の屋内砂場や三輪車のサーキットコースなどを設けたアクティブエリアや乳幼児専用のベビーゾーンなどを設けたコミュニケーションエリア、子どもたちが食について学ぶ調理実習室などを設けた学びのエリアの３エリアで構成。利用対象は生後６カ月から１２歳までで保護者同伴が原則。開館時間は午前１０時〜午後６時、９０分ごとの完全入れ替え制。入場無料。
（２０１１年１２月２４日　福島を走る・福島民友ニュース）