韓国・華城市民が参加 いわきサンシャインマラソン
いわき市で2月12日に開かれる「日本の復興を『いわき』から―復興祈念第3回いわきサンシャインマラソン」に、韓国・華城(ファソン)市が派遣する市民ランナーが初めて参加する。これに対し、いわき市や福島民友新聞社などでつくる実行委員会は、華城市で5月に開かれるマラソン大会にランナーを派遣。マラソンを通じた都市間交流を韓国にも広げる。
17日、いわき市で開かれたサンシャインマラソン企画運営委員会で、いわき側からの選手派遣を基本的に承認した。派遣選手は、今大会のいずれかの部門の上位4、5人を予定し、近く正式決定する。
華城市は、ソウル市に近く黄海に面した人口51万人の都市。小名浜港の利活用をPRするいわき市などのポートセールス活動が縁で昨年暮れ、華城市側がいわき市に交流を申し入れていた。サンシャインマラソンには男性5人がフルマラソンと10キロ部門に出場する。
企画運営委では、ゲストランナーや確定参加者数が事務局のいわき市から報告された。ゲストは実業団日立電線の山口航さん。招待選手として富士通の高嶺秀仁さん、日立電線の米田紳度さんが10キロに出場する。姉妹都市の豪・タウンズビル市からも、フルマラソン2時間59分の記録を持つリチャード・バンクスさんがフルマラソンを走る。ゲストとして、ロサンゼルス五輪代表の増田明美さんの参加が決まっている。
(2012年1月18日 福島を走る・福島民友ニュース)
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