「日本デュアスロン選手権」5月13日に本県初開催
日本トライアスロン連合(JTU)は5月13日、福島市のあづま総合運動公園をメーン会場に第12回日本デュアスロン選手権を開く。本県での開催は初めて。東日本大震災復興支援大会として開催。岩城光英会長と森崎俊紘副会長が29日、同市で記者会見して明らかにした。
同選手権は、昨年まで静岡県で毎年開催してきた。9月22日にフランスで開かれる世界選手権の選考会を兼ねて、全国各地からトップと一般、ジュニア選手らあわせて約800人が参加する見通し。岩城会長は「多くの人が訪れ、被災地に元気を与えてもらい、活性化につなげていきたい」と語った。
デュアスロンはランニング、自転車、ランニングの順番で行う競技。トライアスロンとは異なり、水泳競技がない。水泳がない手軽さから、多くのトライアスロンの選手が参加し、トライアスロンを上回る回数で大会が開催されている。昨年の第11回大会では、菊池日出子(白河高卒)が初優勝し、今年も出場を予定している。
コースは、あづま総合運動公園内や周辺を周回する。メーン会場では県産品を販売するブースを設け、本県の物産をPRする。
(2012年1月30日 福島を走る・福島民友ニュース)
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