ランナーに完走証を手渡すボランティアスタッフ

　いわき市で１２日、開かれた第３回いわきサンシャインマラソンは約２０００人のボランティアスタッフが力を合わせ、大会を成功へと導いた。
　いわき市の吉野富美子さん（６７）は第５給水所でイチゴなどをランナーに提供。「いわきの名産を食べて頑張ってもらいたい」とエールを送った。生徒２４人が参加した遠野高のバドミントン部部長の小野弘貴さん（２年）は「ランナーたちに『ありがとう』と力強く言ってもらい、逆に元気をもらった」と話した。

　小名浜高生が和太鼓演奏　
　小名浜高の吹奏楽部は開会式前、和太鼓演奏を披露、スタートを目前に控えたランナーたちの闘争心に火をつけた。町島悟史さん（３年）は「寒くて、演奏も大変だったが、（ランナーに）最後まで頑張ってほしいという気持ちを込めた」と話した。
（２０１２年２月１５日　福島を走る・福島民友ニュース）