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「震災忘れない」決意胸に力走 信夫山で絆マラソン
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震災からの復興を願い、スタートを切った参加者ら
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東日本大震災と福島第1原発事故災害からの復興を祈念した「信夫山古道御神坂・福島絆マラソン」は11日、福島市の信夫山で行われ、参加者は復興を願い山道を駆け上がった。同実行会の主催。
市民を中心に男性8人、女性1人の計9人が参加した。開会式では、唯一の女性参加者で三春町の橋本由香里さん(42)が「坂を全力で駆け上がり、福島市の安全と元気を発信することを誓います」と選手宣誓した。
コースは黒沼神社から羽黒神社登り口までの約2キロ。高低差は120メートルと、勾配の急な坂道が続く。優勝した同市の会社員阿部徳さん(40)は「『去年の震災を忘れない』という思いを胸に刻み走った。記念となる1回目の大会で優勝できうれしい」と笑顔を見せた。
(2012年3月12日 福島を走る・福島民友ニュース)
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