霞ケ城公園を走り抜ける選手たち＝二本松市

　第３０回霞ケ城クロスカントリー大会は２５日、二本松市の県立霞ケ城公園を発着点に特設コースで開かれ、県内外の約３５０人の市民ランナーが春の城下町を駆け抜けた。
　昨年は東日本大震災の影響で中止となり、２年ぶりの開催。同公園から隣接する観音丘陵遊歩道が舞台の起伏に富んだ３コース１２種目で行われ、一般男子３４歳以下（８．２キロ）は武藤浩哉選手（二本松駅伝チーム）が初優勝を飾った。今大会から小学男女の部が新設された。
　大会の受け付けや誘導、救護連絡には、安達高と二本松工高の陸上部員や二本松けんこう会、二本松防災支援赤十字奉仕団などが当たった。ひいらぎ会は甘酒やスポーツドリンクなどで選手をもてなし、疲れを癒やした。
（２０１２年３月２６日　福島を走る・福島民友ニュース）