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佐藤敦之選手、故郷で本格始動 自宅周辺をランニング

佐藤敦之選手、故郷で本格始動 自宅周辺をランニング

故郷で本格的な練習をスタートした佐藤選手

 所属する中国電力(広島市)を休職し、本県に練習拠点を移した北京五輪男子マラソン代表の佐藤敦之選手(33)は5日、実家のある会津坂下町を中心に本格的な練習を開始した。目標は2013(平成25)年の世界陸上男子マラソン代表入り。気持ちを新たに佐藤選手は故郷でスタートを切った。
 実家のある同町へ2日に住民登録し、16年ぶりに福島県民として生活を始めた佐藤選手。この日は田園風景が広がる自宅周辺をランニング。菜の花などが沿道に咲く中、10キロほどの距離を軽快に駆け抜けた。
 3月のロンドン五輪男子代表の最終選考会「びわ湖毎日マラソン」の欠場理由となった左太もものけがはほぼ完治。佐藤選手は「違和感は感じないが、慎重に練習に取り組んでいきたい」と、今月中は自宅周辺で軽い調整を行いながら、夏の練習に向けて準備を進める。
 共に引っ越した妻で陸上女子800メートル日本記録保持者の美保さん(34)がマネジャーとなり、二人三脚で練習に取り組む。実家では広島から持ち込んだルームランナーなどの低酸素トレーニング器具を使い、「模擬高地」メニューを本格的に取り入れる。「標高2500〜2800メートルの高地を想定した練習。練習量ではなく、練習の質を上げるため年齢に合ったトレーニング法も確立したい」。自らのトレーニングをこなしながら、指導者となる将来を見据えた練習方法の確立にも力を入れる。
 また、故郷に拠点を移す主な理由となった復興支援にも積極的に取り組む考えで、佐藤選手は「子どもたちと一緒に走りながら、気づいたことなどについてアドバイスしたい」と語る。陸上教室などでこれまでの経験を伝えることに意欲を示す。
(2012年5月6日 福島を走る・福島民友ニュース)



 


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