今井、佐藤敦、西内が出場へ 野馬追の里健康マラソン
「スポーツ復興祈念」を冠し、2年ぶりに12月2日、南相馬市で開催される第25回「野馬追の里健康マラソン大会」(主催・実行委員会)に、陸上の今井正人(28)=原町高卒、トヨタ自動車九州=と佐藤敦之(34)=原町一小卒、中国電力=、トライアスロンの西内洋行(36)=原町高卒、西京味噌=ら同市ゆかりの一流アスリートが特別招待選手として出場する。
同市で7日開かれた本年度初の実行委員会(委員長・桜井勝延市長)で、各選手の招待を盛り込んだ大会開催要項が決まった。このほか日立製作所陸上部から特別招待選手が出場。1995(平成7)年から同市で今井を長距離選手として指導した岩渕仁さんを大会解説者として招く。
コース決定、避難生活の住民励ます
このほかコースも決定。雲雀ケ原陸上競技場を発着点とするハーフ、10キロ、5キロ、3キロ、2キロ、1.5キロの各コースを、避難生活を送る住民を励まし、市外からの参加者に南相馬の魅力を知ってもらうため、仮設住宅や景勝地周辺を通るよう変更した。種目は男女、年齢別でマラソン競技32種目、ウオーキング3種目の計35種目。ウオーキングコースの変更はない。震災後閉鎖されていた同陸上競技場は、すでに除染が完了し7月2日再オープン予定。大会は12月2日午前9時から同陸上競技場で開会式。参加申し込みは10月31日締め切り。
(2012年6月8日 福島を走る・福島民友ニュース)
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