県内外のランナーが渓流の里を駆け抜けた第３７回奥川健康マラソン＝西会津町

　第３７回奥川健康マラソン大会は１７日、西会津町奥川地区で開かれ、実力者がそろう高校生・一般男子４０歳未満の部１０キロは大内龍太郎（２４）＝伊達市、飯舘ＡＣ＝が３２分２３秒で連覇を達成した。実行委の主催、西会津町、町教委、町体協、福島民友新聞社の共催。男女、年齢別など１８部門に県内外から７６６人のランナーが出場、小雨が降る渓流の里を爽やかに駆け抜けた。
 　沿道では、奥川地区の住民が各所で選手に温かい声援を送った。
　小山集落前では、お年寄りら１０人が「頑張れ、頑張れ」と声を掛け、拍手で力走を後押しした。同集落では大会前、選手に気持ちよく走ってもらおうと、コース両側約１７０メートルにわたりマリーゴールドの花を植えた。選手らは、オレンジに彩られたコースをゴールに向かって力強く駆け抜けた。
（２０１２年６月１８日　福島を走る・福島民友ニュース）