陸上教室に参加した生徒たちに走りのコツを披露する福島選手＝福島市・信夫ケ丘競技場

　陸上女子１００メートル、２００メートル日本記録保持者の福島千里選手（２４）ら北海道ハイテクＡＣ所属の選手５人は１日、改修工事を終えて再オープンした福島市の信夫ケ丘競技場を訪れ、陸上教室を通して子どもたちと交流した。
　福島選手をはじめ、コーチ兼任の仁井有介（２８）、北風沙織（２７）、寺田明日香（２２）、野村有香（２５）の５選手、福島大卒の畑善子マネジャーが再オープン記念イベントの陸上教室で講師を務め、公募で集まった同市の小、中、高校生約３００人に指導した。
　福島選手は基礎練習の方法を指導したほか、子どもたちとの１００メートル競走に参加。トップスプリンターのスピードを披露し、「楽しい時間を過ごすことができた。皆さんと一緒に大きな大会に出場するのが楽しみ」と本県の子どもたちにエールを送った。
（２０１２年９月２日　福島を走る・福島民友ニュース）