沿道から声援を受け、中心市街地を元気に駆け抜ける子どもたち＝１４日午前、会津若松市・神明通り

　城下町を舞台に子どもたちがタスキをつなぐ「２０１２会津若松市まちなか子ども夢駅伝競走大会」は１４日、同市の神明通りで開かれ、東日本大震災と東京電力福島第１原発事故からの復興に向けた会津の歩みを子どもたちの力走が後押しした。
　幼稚園から小学生５・６年までの男女計６部門に１４０チーム、約７４０人が出場。１周５００メートルの特設コースで健脚を競った。
　北京五輪マラソン日本代表の佐藤敦之選手（会津高卒）の妻で、アテネ五輪陸上女子８００メートル日本代表の佐藤美保さんが特別招待選手として参加し、子どもたちに走りの楽しさを伝えた。

　城北小が５・６年の部男女Ｖ
　レースのクライマックスの第６部男子５・６年は、城北陸上部男子Ａ（城北小）が初優勝、第５部女子５・６年は城北陸上部女子Ａ（城北小）が３連覇を達成し、５・６年の部は男女ともに城北小陸上部が強さを見せつけた。
（２０１２年１０月１６日　福島を走る・福島民友ニュース）