子どもたちと並んで走る江里口選手（左）＝いわき市・いわき陸上競技場

　「ウオームアップ・ジャパン　ｆｒｏｍ　Ｔｏｋｙｏ　第２回ふくしま大運動会」は２０日、いわき市のいわき陸上競技場などで開かれ、五輪選手ら一流アスリートと子どもらがスポーツを通して交流を深めた。
　東京都、日本アスリート会議、同市などの主催。東日本大震災の復興支援を目的に仲間や家族とスポーツを通して絆を深め、総合地域スポーツクラブ間の交流を図ろうと実施した。
　ロンドン五輪男子１００メートルなどで活躍した江里口匡史選手、同五輪卓球女子団体で銀メダルを獲得した平野早矢香選手、北京五輪４００メートルリレー銅メダリストの朝原宣治さんらが未来の日本スポーツ界を担う子どもたちを指導した。
　ロンドン五輪フェンシング男子フルーレ団体銀メダルの太田雄貴選手、シドニー五輪テコンドー女子銅メダリストの岡本依子さんらによる「Ｐｏｗｅｒ　ｏｆ　Ｓｐｏｒｔｓ　ｉｎふくしま」と題したアスリートトークも行われた。イベントは自由参加で大勢の市民でにぎわった。
（２０１２年１０月２１日　福島を走る・福島民友ニュース）