【男子ハーフＡ】ガッツポーズで初優勝のゴールテープを切る斎藤純（郡山市役所）＝猪苗代町総合体育館前

　猪苗代町総合体育館前を発着点に２１日、市民ランナー１９４８人が力走を繰り広げた「猪苗代湖ハーフマラソン２０１２」。男女、年齢別に１０部門で争われたハーフマラソンでは、男子は斎藤純（郡山市役所）が１時間１２分５秒、女子は大津静香（山形県）が１時間２５分３７秒と、それぞれトップタイムでゴールし、Ａ（１９〜２９歳）部門を制した。
　前回総合２位の雪辱を果たし、見事総合優勝の栄冠に輝いた斎藤純（郡山市役所）。ゴールテープを切ると、大きくガッツポーズし、先行してゴールしていた特別招待ランナーの佐藤敦之（会津坂下町）に優勝をアピールした。
　１時間から１時間１０分までをタイムの目安とし、挑戦した今回のレース。強風とコース変更で、条件は良くなかったが、「自分のペースを貫いて走れた」と満足げ。
　序盤は佐藤選手のハイペースについていこうと、周囲がスタートダッシュをかける中、冷静にレースの流れを分析し、強風の中、体力を温存。１９キロ地点で２位の選手との一騎打ちとなったが、スパートをかけて振り切った。
（２０１２年１０月２２日　福島を走る・福島民友ニュース）