力走を見せる職員たち

　第１０回県消防職員駅伝大会は２７日、福島市のあづま総合運動公園で２年ぶりに行われ、安達地方消防本部が１時間８分４１秒で６度目の優勝を飾った。県消防長会の主催。
　体力向上と職員同士の連携を目的に毎年行っているが、昨年は東日本大震災と東京電力福島第１原発事故対応のため中止した。県内１２消防本部の職員が出場、７区間各３キロのコースをたすきでつないだ。
　震災以降、各種大会を欠場していた双葉地方消防本部も参加、多くが避難生活を続けながら任務に当たっている同本部職員たちの力走に、一際大きな声援が送られた。
（２０１２年１０月２９日　福島を走る・福島民友ニュース）