「東日本女子駅伝」11日スタート 上位進出“鍵握る”中高生
第28回東日本女子駅伝は11日、福島市の信夫ケ丘陸上競技場を発着点に、東日本17都道県と特別合同チーム「チーム絆」の女性ランナーが9区間42.195キロでレースを繰り広げる。
今年も昨年に引き続き、特別合同チーム「チーム絆」を編成。昨年は震災で甚大な被害を受けた本県、岩手、宮城3県の選手のみだったが、参加枠を各都道県に拡大する。監督は学法石川高監督の松田和宏氏が務める。選手は高橋未来(東和中3年)がエントリーした。大会は午後0時1分スタート。東北陸上競技協会、福島テレビの主催、福島陸上競技協会の主管、県、県体協、福島市などの後援。
レースは昨年優勝した神奈川を中心に、東京、千葉の関東勢と長野を中心に優勝争いが繰り広げられそう。本県は昨年の4位を上回る上位入賞を狙う。ふるさと選手に斎藤梓乃(しまむら、田村高卒)と水竹理愛(三井住友海上、いわき総合高卒)を起用。2人は要となる1区(6キロ)とアンカー9区(10キロ)を担うとみられ、高校生と中学生の奮闘に期待がかかる。このほか県勢では、岩手県代表として二瓶美沙(岩手大2年、橘高卒)、千葉県代表の馬場佐由里(積水化学、旧若松女高卒)が出場する。
開会式は10日午後3時から、福島市の福島テルサFTホールで行われる。
(2012年11月10日 福島を走る・福島民友ニュース)
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