2年ぶりに2日号砲 野馬追の里健康マラソン
南相馬市スポーツ復興祈念と冠した「第25回野馬追の里健康マラソン大会」は2日、同市原町区の雲雀ケ原陸上競技場を発着点に開かれる。東日本大震災の影響で2年ぶりの開催。32部門で2000人を超す市民ランナーが、初冬の野馬追路で健脚を競う。併せて第7回ウオーキング大会を開く。
特別招待選手として同市出身の今井正人(28)=トヨタ自動車九州、トライアスロンの西内洋行(37)=西京味噌、同市ゆかりの佐藤敦之(34)=中国電力=の3選手がハーフ部門に登場。招待選手として日立製作所の小川駿(22)と吉崎佑(19)各選手が10キロに出場する。
コースはハーフ、10キロ、5キロ、3キロ、2キロ、1.5キロ。避難生活を送る住民を励まし、市外からの参加者には南相馬の魅力を知ってもらうため、仮設住宅や景勝地の周辺を通るよう新たに設定された。また、同市と交流のある東京・杉並区や茨城県坂東市など12市町から子どもたちが参加する。
当日は午前8時から雲雀ケ原祭場地東側でウオーキング大会、同9時から同陸上競技場でマラソン大会の開会式を行う。競技場では乗馬体験、豚汁の無料サービス、抽選会が開かれる。
大会は実行委員会の主催、福島民友新聞社と南相馬市、同市教委の共催、相双陸上競技協会と同市陸上競技協会、原町歩こう会の主管。
(2012年12月1日 福島を走る・福島民友ニュース)
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