大会の成功を誓う（前列左から）星創太選手、小島宗幸さん、増田さん、尾崎選手、松見選手らゲストランナー

　日本陸連公認フルマラソン大会「日本の復興を『いわき』から〜第４回いわきサンシャインマラソン」の開会式とウエルカムパーティーが９日、いわき市で行われた。競技を翌日に控えたランナーたちが集合、東日本大震災からの復興へ向かういわきの元気発信と、本番での健闘を誓った。
　本県など４４都道府県から過去最多の９２２９人がエントリー、フルマラソンは東北最大規模の約５７００人が出場する。１０日は午前９時に最初の号砲が鳴り、各部門が順次スタート。ゲストランナーには４大会連続でスポーツジャーナリストの増田明美さんが参加する。また、ロンドン五輪マラソン日本女子代表の尾崎好美選手（第一生命）、国内外の大会で活躍する松見早希子選手（同）らが出場する。
　開会式は市文化センターで行われ、大会会長の渡辺敬夫市長が「それぞれの目標に向かって楽しく走り、思い出の多い大会となることを期待します」とあいさつ。前回大会フルマラソン女子総合優勝の佐藤由貴さん（青森県八戸市）が選手宣誓した。ウエルカムパーティーはいわきワシントンホテル椿山荘で開かれた。福島民友新聞社からは神田俊甫社長ら役員が出席した。
（２０１３年２月１０日　福島を走る・福島民友ニュース）