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野村が自己新の走り 県勢フルマラソンで男子トップ
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【フルマラソン男子】自己ベストを更新し、6位入賞した野村顕弘(三春町役場)
=アクアマリンパーク
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いわき市で10日、7555人が出場して開かれた第4回いわきサンシャインマラソンでは、距離、年代別に計32部門で優勝を争った。フルマラソン男子総合で県勢では、野村顕弘(三春町役場)が2時間35分55秒で6位に入った。
郡山市の出身だが、いわき市は生まれた場所。「地元の公認マラソン」として毎年参加しているが、今大会にはひときわ強い思いがあった。これまで一緒に出場し、10キロ一般女子39歳以下で前回、前々回と2連覇を達成した妻奈穂子さんが今大会は妊娠のため欠場。「2人分走り、優勝する」と、妻の思いも背負ってトレーニングを重ね、大会に照準を合わせてきた。
「これまで何度も走って知っているコース。コンディションも良かった」。終始マイペースを貫き、最終折り返し後の終盤で数人を抜き去ると、県勢トップの座を射止めた。
ゴール後、奈穂子さんからのねぎらいの言葉に笑顔がこぼれた。「次こそは優勝争いに食い込む走りをしたい」とさらに上の目標を掲げた。
(2013年2月11日 福島を走る・福島民友ニュース)
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