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沿道声援、快走呼ぶ ランナーへ感謝の思い届ける
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沿道から選手に声援を送る市民ら=10日午前、いわき市鹿島町
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「日本の復興をいわきから」をテーマに開かれたいわきサンシャインマラソン。津波の被害を受けた小名浜港で消波ブロックの設置が着々と進むなど、少しずつ復興が動き始めているいわき路をランナーたちが駆け抜けた。沿道では趣向を凝らした応援が繰り広げられ、44都道府県からの参加者へ地域の元気を発信した。
「応援で元気になってもらうことで、復興につながれば」。いわき陸上競技場前では、磐城高応援団が選手へエール。団長の志賀紀之さん(2年)らが「いわきの元気な姿を県外にも伝えてもらいたい」と伝統の「磐城節」などを力強く披露した。
上りが続くランナーにとっての難所の小名浜臨海工業団地で応援を繰り広げたチアリーディングチーム「クラップス」。代表の石河美奈さんは「私たちは地域の応援団」と力を込めた。チームの子どもたちはダンスで励まし、「頑張って」と声をからした。石河さんは「被災地は『かわいそう』と思われがち。福島の子どもたちの元気を発信していきたい」。
第1折り返し地点の江名港周辺では、大漁旗がなびく中、ランナーに温かい声援が送られた。江名女性消防クラブは、そろいの法被を着て応援した。
(2013年2月11日 福島を走る・福島民友ニュース)
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