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佐藤敦之、本県練習拠点“2年目” 福岡国際マラソン照準
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三島町で地元の小、中学生に陸上指導をする佐藤
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所属する中国電力(広島市)を休職し、本県に練習拠点を移した北京五輪男子マラソン代表の佐藤敦之(34)は1日、福島に拠点を移し2年目を迎えた。
「福島の復興に役立ちたい」と、実家のある会津坂下町に移った佐藤。選手業の傍ら陸上教室や講演会の講師、福島大の研究生として同大陸上部の川本和久監督の指導を受けるなど1年間、精力的に活動した。
昨年11月の大阪マラソンで総合3位に入ったが、その後、右足の故障から万全な状態でレースに臨めず、目標としていた世界陸上への出場は絶たれた。決意を新たに12月の福岡国際マラソン出場に照準を合わせている。
“あきらめない気持ち”子どもたちに伝える
1日は妻美保さん(35)と共に三島町で講演会と陸上教室を開き、地元の小、中学生に走り方を伝授した。「最近の子どもたちの気質もだいぶつかめてきた。あきらめない気持ち、困難を乗り越える気持ちをどうやったら持ってもらえるか。走りを通して伝えていきたい」と佐藤。2年目を迎える本県での選手生活も引き続き、選手業と陸上指導を両立する。
(2013年5月2日 福島を走る・福島民友ニュース)
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