速く走るこつを学ぶ子どもたち

　国内のアスリート育成に取り組んでいるＮＰＯ法人Ｊ・ＶＩＣを招いた陸上競技の特別指導は８、９の両日、本宮市の各小学校で開かれ、子どもたちが速く走るこつを学んだ。同市の本年度競技力向上対策事業の一環。２２日に開かれる南達小学校交歓陸上競技大会に向け、児童の競技力向上を図るために開かれた。
　９日に白岩小で開かれた特別指導では、日体大教授、陸上競技部総監督で、同ＮＰＯの水野増彦総監督らが指導。準備運動やスタート法、走る姿勢など陸上の基本を教えた。「速く走るためには、足が流れないように正しく足を前に運ぶことが大切」などと、トップアスリートの視点からアドバイスした。児童は高い技術を身に付けようと真剣に取り組んでいた。
（２０１３年５月１２日　福島を走る・福島民友ニュース）