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“後輩”に熱く陸上指導 大熊出身の秋本真吾さんが教室
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児童らに短距離のスタート時の姿勢を指導する秋本さん(右)
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陸上200メートル障害のアジア最高記録保持者で大熊町出身の秋本真吾さん(31)が講師を務める小学生陸上教室(主催・南相馬市陸協、小高区陸協)は25日、同市の雲雀ケ原陸上競技場で開かれた。昨年のロンドン五輪代表選考会の後、現役を退いたが、「古里の力に」と来月の県総体相双地区予選で故郷「大熊」の名を付けたチーム名で現役復帰する秋本さん。この日も、浜通りの後輩たちに熱い思いを伝えた。
秋本さんは大熊中、双葉高の出身。現在は東京都内に在住。震災後は、会津若松市に避難した大熊小の後輩たちをコーチするなど支援活動を行っている。
今回は、双葉高陸上部時代の恩師、白岩一夫小高区陸協会長の求めで、南相馬市内の小学5、6年生約30人を指導。子どもたちも一流アスリートの指導に真剣に聞き入っていた。
秋本さんは、近く「ARIGATOU―OKUMA(ありがとう大熊)」の名称でクラブチームを結成する計画。「震災直後に比べ(浜通りの)子どもたちに元気が出てきたように感じる。今後は月1度ほど県内を訪れ、子どもたちを指導で一層勇気づけたい」と意気込みを話していた。
(2013年5月26日 福島を走る・福島民友ニュース)
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