招待選手で大会を盛り上げた猫ひろしさん

　第４４回東和ロードレース大会は７日、二本松市の旧下太田小前ゲートを発着点にウオーク２部門を含めた男女３４部門を繰り広げ、県内外から約３４００人が出場、起伏に富んだ難コースに挑んだ。
　招待選手のお笑い芸人、猫ひろしさんは５キロ男子３９歳以下に出場。沿道からの声援に応え、一人一人とハイタッチしながら力走を見せた。
　猫さんは伴走者として小学４年生の部（２キロ）にも参加。最終走者と共にゴールに到着すると、観客から大きな歓声が上がった。「身長的には小学生と変わらないので一緒に楽しめた」と笑顔。県民に向けて「復興に向けてまだまだ大変だと思う。自分に芸人としてできることがあれば頑張りたい」とエールを送った。同じく招待選手の駒沢大陸上競技部の猪浦舜（３年）らの走りも大会を盛り上げた。
（２０１３年７月９日　福島を走る・福島民友ニュース）