片手を突き上げ、喜びのゴールに入る湯本一（男子）のアンカー蛭田達也選手

　男子第５９回、女子第２９回いわき市中学校駅伝競走大会は１２日、同市常磐の２１世紀の森周辺駅伝コースで開かれ、湯本一が男女でアベック優勝を飾った。男子は５年ぶり、女子は２年連続で栄冠をつかんだ。
　男子（６区間１８キロ）は３８校、女子（５区間１２キロ）は３６校が出場。選手たちは一秒でも早くたすきをつなごうと、全力でコースを駆け抜けた。
　湯本一中男子の平山尚人主将（３年）は「選手全員が落ち着いてレースに臨むことができた。全国への出場権を勝ち取りたい」と県大会へ抱負を述べた。同女子の山野千亜紀主将（３年）は「昨年のメンバーのうち３人が卒業し、優勝できるか不安はあった。でも全員が自己ベストを出して連覇でき、うれしい」と喜び、県大会での上位入賞を見据えた。男女とも上位６校は１０月１、２日に西郷村で開かれる県大会に出場する。
（２０１３年９月１３日　福島を走る・福島民友ニュース）