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草野さん「走ることが今、できること」 野馬追の里マラソン

草野さん「走ることが今、できること」 野馬追の里マラソン

「走ることが今、できること。できることを精いっぱいやりたい」と話す草野さん

 南相馬市スポーツ復興祈念イベントとして12月1日、同市で開かれる第26回野馬追の里健康マラソン大会・第8回ウオーキング大会の参加申し込みが30日締め切られる。震災後の中断を経て再開2年目の今年も、復興途上の地域を盛り上げようと、市民ランナーらが準備を始めた。実行委員会は多くの参加を呼び掛けている。昨年は32部門に2000人を超す市民ランナーが参加した。今年も目標達成に向け、練習に余念がないランナーたちがいる。
 同市原町区の会社員草野善貴さん(38)は23歳で初出場して以来、毎年参加し続けている常連。今年もハーフ部門に出場する。草野さんの初参加の動機は体力づくり。当時始めたボクシングに生かせれば―と5キロ部門に出場したが、「思った以上に走れず悔しかった」という。以来、会社の同僚らと出場を重ね、2010(平成22)年の大会からはハーフ部門で、タイムより完走を目指し、走り続ける。東日本大震災では、沿岸部の自宅が津波で流出。1年間はトレーニングもできなかった。今も苦労の多い毎日を送るが、「走ることが今、できること。逆に今やらないと、できなくなるような気がする」と草野さん。「人が集まらないと復興は進まない。被災地のことを忘れないでほしい」と、被災地以外からの参加にも期待している。
 大会は同市原町区の雲雀ケ原陸上競技場を発着点にマラソンが1.5キロ、2キロ、3キロ、5キロ、10キロ、ハーフの6コース。ウオーキングが3キロ、5キロ、10キロの3コース。参加資格は小学生以上。参加費は一般と親子ペアが2500円。ウオーキング500円。小、中、高校生は無料。問い合わせは野馬追の里健康マラソン大会実行委事務局(南相馬市役所内、電話0244・24・5219。
(2013年9月19日 福島を走る・福島民友ニュース)



 


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