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男子・湯本一が5年ぶりV 県中学駅伝、14秒差で接戦制す
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後続に14秒差で5年ぶりの優勝を勝ち取った湯本一のアンカー根本(3年)=西郷村台上コース
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第56回県中学校体育大会駅伝競走大会は2日、西郷村台上コースで行われ、男子は湯本一が5年ぶり3度目の優勝、女子は若松一が昨年の初優勝に続き連覇を果たした。各地区予選を勝ち抜いた男女各36校が出場。朝から雨が降りしきるあいにくの天候となったが、男子は6区間18キロ、女子は5区間12キロで全国大会出場を目指して1本のたすきをつないだ。男子の湯本一は1区で2位につけると、2区で3位、3、4区で2位と好位置をキープ。5区で首位に躍り出ると、追いすがる船引をかわし14秒差で接戦を制した。優勝した2校は12月14、15の両日、山口県で開かれる全国大会への出場権を手にした。優勝校を含めた男女上位3校は11月1、2の両日、岩手県で開かれる東北大会に出場する。
湯本一、安定の走りで“終盤逆転”
激しい勾配にも選手の特性を生かした配置がはまり、優勝の瞬間、湯本一の選手たちに歓喜の輪が広がった。
チームは陸上部や野球部などでつくる特設の駅伝部。予選では納得する結果が得られず、朝の短い練習時間の中でメニューに変化をつけて取り組んできた。これらが見事奏功。混戦の中、タイムを1分近く縮める安定した走りで制した。平山尚人(3年)が2位と好位置につけ、唯一2年生で出場した5区の佐藤克紀が逆転。最終区では54回大会覇者の船引が約20メートルまで迫る中、アンカー根本和喜(3年)が振り切った。
全国大会での目標は上位入賞。支えてくれる人たちの気持ちを胸に、選手たちの新たな戦いが始まる。
(2013年10月3日 福島を走る・福島民友ニュース)
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