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女子は学法石川が全員区間賞で初優勝 県高校駅伝

女子は学法石川が全員区間賞で初優勝 県高校駅伝

【女子】右手を掲げ、ゴールする初優勝した学法石川のアンカー矢内=田村市陸上競技場

 全国大会出場を懸けた男子第58回、女子第31回県高校駅伝競走大会は23日、田村市陸上競技場を発着点とする男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロで行われ、学法石川が男女で優勝を果たした。男子は3年連続5度目、女子は初優勝。同一校の男女優勝は田村以来3年ぶり。学法石川は12月22日に京都市で開かれる全国大会に出場する。オープン参加を含め、26チームが出場した女子は学法石川が5人全員、区間賞を獲得する圧倒的な走りで初優勝を手にした。

 学法石川、“ライバル田村”の6連覇阻止
 学法石川は全5区間で区間賞を獲得する圧巻の走り。他を寄せ付けない圧倒的な力を見せつけた。アンカー矢内ねね(3年)は人さし指を突き立てて初優勝をアピールしながら、ゴールテープを切った。「ずっと悔しい思いをしてきた」。4年連続で2位に甘んじていた学法石川が「絶対優勝」をテーマに一度もトップを譲ることなく、“ライバル田村”の6連覇を阻止しての優勝劇だった。最長でエース区間の1区を任せられた主将の石井寿美(3年)が2位に11秒差のトップでタスキを渡すと、松田和宏監督が「1区が頑張ってくれたことで流れができた」と話す理想的な展開へ持ち込んだ。
 届きそうで届かなかった男女優勝を引き寄せたのは、故障者を出さずに万全な布陣を組めたから。松田監督は「今まで故障でベストメンバーを組めなかったが、今年は故障者が少なかった」と明かす。その裏には、松田監督が就任した5年前から選手一人一人と交換する練習日誌の存在がある。選手は体調をはじめ、食事や就寝、睡眠時間などこと細かに書き込み、めりはりの利いた練習で故障を防ぎながら今大会につないだ。12月には、その成果を見せる場所が待っている。石井との「ダブルエース」として初優勝に貢献した2区の内田寧々(3年)は「学石は女子も強いとアピールしたい」と都大路での快進撃を誓った。
(2013年10月24日 福島を走る・福島民友ニュース)



 


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