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男子ハーフAは加藤が総合V 猪苗代湖ハーフマラソン
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【男子ハーフA】右手を突き上げ初優勝のゴールを決める加藤将士(郡山自衛隊)=猪苗代町総合体育館前
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東日本大震災からの復興につなげることを目指す「猪苗代湖ハーフマラソン2013」は27日、猪苗代町で開かれ、全国から集まった2990人が秋を感じながら磐梯山、猪苗代湖周辺を駆け抜けた。
福島陸上競技協会、福島民友新聞社、福島民報社、猪苗代町でつくる実行委の主催、ゼビオの特別協賛。
21.0975キロのハーフマラソンは、男子がA(19〜29歳)の加藤将士選手(郡山自衛隊)、女子はAの桑原絵理選手(AC須賀川)がトップでゴール。レースは冷たい雨や風に見舞われたものの、ランナーたちは、ハーフ10部門と男女10キロ、中学男子5キロ、同女子3キロ、親子2キロの計15部門で力走を繰り広げた。ゲストで参加した“日本男子最速”の市民ランナー川内優輝選手(埼玉県庁)は1時間7分53秒の圧巻のスピードを披露、北京五輪男子マラソン代表で地元・会津を拠点に活動する佐藤敦之選手(中国電力、会津高卒)も復興への思いを込めた走りを見せた。
会心のレース運び
ゲストランナーの川内優輝選手(埼玉県庁)には及ばなかったが、佐藤敦之選手(中国電力、会津高卒)に先着する会心のレース運びだった。初出場で総合優勝した加藤将士(郡山自衛隊)は2位に2分近い大差を付けてゴール。活躍を楽しみにしているという2人の子どもに「最高の報告が出来る」と相好を崩した。
序盤から先頭集団に加わり、自分のリズムを意識しながら軽快に飛ばし、7キロ地点からは後続を徐々に引き離した。15キロすぎには強烈な向かい風と雨に見舞われたが、前傾姿勢で耐え抜き、18キロ付近では優勝を確信。「何度でも経験したい」という先頭でのゴールテープを迎えた。
(2013年10月28日 福島を走る・福島民友ニュース)
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