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高校生男子・10キロは佐藤V 蔵のまち喜多方健康マラソン
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【男子10キロ高校生】初優勝した佐藤貴洋(喜多方市駅伝チーム)
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第29回蔵のまち喜多方健康マラソン大会は3日、喜多方市の押切川公園スポーツ広場を発着点に開かれ、1082人のランナーが晩秋の喜多方路を駆け抜けた。同市、同市教委、同市体育協会主催、福島民友新聞社など共催、蔵のまち喜多方健康マラソン大会実行委員会主管。
蔵が立ち並ぶ市街地やサイクリングロードを駆け抜ける1〜10キロの26部門で実施。高校生男子(10キロ)は佐藤貴洋(喜多方市駅伝チーム)が32分57秒、高校生以上女子(同)は上野紗耶佳(喜多方桐桜高)が42分22秒でそれぞれ優勝した。ゲストランナーとして元五輪代表で長距離選手の高橋千恵美さん(宮城県出身、チームミズノアスレティック)が参加、ランナーと一緒に走り、沿道から盛んな拍手を浴びた。会場では豚汁の振る舞いや高橋さんのランニング教室なども催された。
昨年の雪辱 佐藤、競り合い制す
三つどもえのトラック勝負を制した佐藤貴洋(17)=喜多方市駅伝チーム、米沢中央高2年=が10キロ部門トップでゴール。「思い通りのレースができた」と、地元での初優勝に胸を張った。序盤から先頭集団を離れず、35歳以下一般男子の部の2選手と競り合いながらトラックに入った。「先頭について行けば最後のスピード勝負では負けない自信があった」との言葉通り、ラストスパートで2人を振り切りフィニッシュ。10キロ部門唯一の32分台をたたき出した。
昨年は高校生男子10キロで6位。5度目の出場で優勝し、佐藤は「昨年の悔しさを忘れず練習を積んだ。粘り強い走りができるようになった」と自身の成長を喜んだ。「タイムはまだまだ短縮できる」と、さらに上を見据える佐藤。同校陸上部の新主将にも就任し、チームを引っ張る。佐藤は「目標はインターハイ。蔵のまちマラソンの連覇も目指す」と力強く意欲を語った。
(2013年11月4日 福島を走る・福島民友ニュース)
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