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女子は若松一が5位、2年ぶり県勢入賞 全国中学駅伝
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坂内(後方)からタスキを受け、走り出す2区・新後=山口県セミナーパーク
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山口市の県セミナーパーク・クロスカントリーコースで15日、行われた第21回全国中学駅伝では、男子が6区間18キロ、女子が5区間12キロで優勝を争った。県勢で2年連続出場の女子・若松一が1区の10位から着実に順位を上げ、41分44秒の5位でゴールを駆け抜けた。第19回大会で安積二が県勢女子最高の4位に入賞して以来、2年ぶりの入賞。5年ぶりに出場した男子の湯本一は粘りの走りを見せ、59分30秒で28位。
女子で2連覇の富士見(群馬)は2〜5区で区間賞を獲得し、2位の樫原(京都)に1分6秒差で圧勝した。3位は銚子六(千葉)。
男子で2年連続優勝の加古川山手(兵庫)は全区間で安定感を発揮した。吉備(岡山)が2位、さらに4秒差の3位に福岡城南が入った。
“本番”で強さ見せつける
アンカーの門馬琴実(2年)は、県勢として2年ぶりの入賞が待つゴールを必死に駆け抜けた。ゴールすると、仲間の待つ歓喜の輪に倒れ込みながら吸い込まれた。
門馬を中心に抱き合う選手たちを見つめながら、角田一昭監督は「選手たちが力を出し切っての5位。よくやってくれた」とたたえた。東北大会で全員が区間新を獲得、大会新で優勝した底力を発揮した。
レースは、角田監督が描いたほぼ理想的な展開で進んだ。1区のエース坂内美月(3年)が10位で流れをつくると、2区からアンカーまで全員が順位を落とすことなく、通算順位を上げ続けた。メンバー5人中4人が同コースの自己ベストを記録する“本番”での強さを見せつけた。
(2013年12月16日 福島を走る・福島民友ニュース)
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