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本県、苦戦24位 全国都道府県対抗女子駅伝
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全国都道府県対抗女子駅伝でゴールするアンカー・馬場佐由里=西京極陸上競技場
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第32回全国都道府県対抗女子駅伝は12日、京都市の西京極陸上競技場発着の9区間、42.195キロで行われ、京都が2時間15分32秒で3年ぶりの栄冠に輝き、最多だった優勝回数を15に伸ばした。本県は2時間21分40秒で24位だった。
入賞へ課題と収穫
9人でつないだたすきの重みを物語る力走だった。10年ぶりに本県チームで出場し、念願のアンカーを務めた馬場佐由里(積水化学、旧若松女高卒)は顔がゆがむほどに歯を食いしばりながら24位でゴールした。
「目標の順位とタイムには届かなかったが、きょう持っている力は精いっぱいに出してくれた」。畑中良介監督(田村高教)は、昨年17位を上回る「目標の15位以内」には届かなかったものの、必死のレースを展開した選手たちへねぎらいの言葉を掛けた。
本県では実業団選手を1区かアンカーに起用するのが定石とされるが、6区に実業団のふるさと選手を起用した。下りを得意とする橋本富美子(しまむら、いわき総合高卒)を配置、「再スタートの“後半の1区”」(畑中監督)として順位アップを狙う戦略を取ったレースだった。
その中で、区間8位の橋本と共に活躍が目立ったのは高校3年生の3人。2区の田辺美咲(田村高3年)と4区の石井寿美、5区の内田寧々(ともに学法石川高3年)は各区間10位から16位の走りで盛り立てた。
本県が最後に入賞したのは第24回の6位で、入賞から8年遠ざかっている。畑中監督は「来年に向けた強化のポイントは高校生と10キロを走れる選手」と語った。入賞への返り咲きは若い力の成長にかかっている。
(2014年1月13日 福島を走る・福島民友ニュース)
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