いわき市で９日に開催予定だった「日本の復興を『いわき』から―第５回いわきサンシャインマラソン」は、８日から降り続いた雪のため中止となった。
　開催に向けて道路の除雪作業などを行ったが、記録的な大雪で、選手の安全確保などの観点から当日早朝に中止を決めた。実行委員会長の清水敏男いわき市長は「中止となり大変残念だが、市民の皆さま、企業の方々のこれまでのご支援、ご協力に心より感謝します。震災からの復興に向け、来年の第６回大会にも引き続きご協力をお願います」と談話を発表した。
　事務局は今後、参加賞の引き換えや、選手に配布した記録用チップの返却方法を協議し、決まり次第、全選手に案内を郵送する。
　今大会には４３都道府県から過去最多の１万３６１人、うちフルマラソンには７１１５人がエントリーしていた。大会はいわき市と福島民友新聞社、読売新聞社などでつくる実行委員会の主催。
（２０１４年２月９日　福島を走る・福島民友ニュース）