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ランナー「残念」「また来年」 サンシャインマラソン中止
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ゴール地点でステージの除雪をする作業員=9日午前、いわき市・アクアマリンパーク
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記録的な大雪で「日本の復興を『いわき』から―第5回いわきサンシャインマラソン」が中止となった9日、状況確認でいわき市の会場を訪れた選手らは多くが残念そうな表情を見せたが、「コース状況を考えると仕方がない。また来年がある」という前向きな声も聞かれた。
実行委事務局は8日から徹夜で対応。中止が決まった9日は早朝からスタート地点のいわき陸上競技場やゴール地点の小名浜港アクアマリンパークで撤去作業が続いた。
中止を惜しむように、スタート、ゴール会場には朝から様子を見に訪れるランナーの姿があった。栃木県庁の杉山裕史さん(30)は「雪のレースも楽しみだったが、走れる状況ではない。またの機会にしたい」と話し、埼玉県から訪れた会社員小内則男さん(37)は「運営側ができるだけのことをしてくれた上での中止判断なので尊重したい。自然が相手ではお手上げ。また来年参加します」とさわやかに語った。
歯科医師仲間で出場予定だったいわき市の渡辺隆史さん(57)、茨城県の中山直樹さん(42)、埼玉県の田上浩三さん(41)は「コースを見るだけでも」と、走れるような服装にゼッケンを付けてコースを車で見て回ったという。渡辺さんは神戸の友人から贈られたという「がんばれ!福島、震災の町神戸から」と書かれたTシャツを着用し、「あとは温泉と宴会でいわきの観光を楽しみます」と話した。
(2014年2月10日 福島を走る・福島民友ニュース)
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