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福男に本田さん、福女は鈴木さん 信夫山・暁まいり競争
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ゴールの羽黒神社を目指し坂道を駆け上がる参加者
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福島市の信夫山を駆け上がる「第2回暁まいり福男福女競走」は11日、同山で行われた。昨年参加者の2倍以上となる男女282人が健脚を競い、トップでゴールした福島東高3年の本田渉さん(18)=6分54秒=が「福男」、北信中2年の鈴木葵さん(13)=9分6秒=が「福女」に輝いた。
日本一の大わらじを奉納する「信夫三山暁まいり」に合わせ、祭りを盛り上げようと福島青年会議所(JC、吉川隆一理事長)が昨年から実施している。
参加者は抽選番号が早い順から並び、花火の合図でスタート。同山麓の公園入口大鳥居から羽黒神社まで昨年より長い約1.3キロの険しい上り坂を走った。親子連れ、高齢者、ユニークな仮装をした男女などが参加。沿道の声援に応えながらゴールを目指した。
2位は尚志高2年の渡部達也さん(17)、福島四中3年の折笠有彩さん(15)、3位は川俣中2年の佐久間裕己君(14)、福島一中2年の吉田柚菜さん(14)。閉会式で本田さんら男女の上位各3人に記念の法被などがプレゼントされた。
鈴木さんは、昨年、初代福女となった折笠さんと同じ陸上クラブに所属。先輩の姿を見て「自分も福女を目指す」と誓って初めて参加し、トップでゴールした。2位の折笠さんから「おめでとう」と声を掛けられ、「うれしかった」と笑顔を見せた。
同じく初参加で福男となった本田さんも陸上部に所属。「険しいコースだったが、練習で培った体力を生かして一番になれた。来年も出たい」と話していた。
商品券などが当たる大抽選会が開かれ、盛り上がった。豚汁やカレーなども振る舞われ、参加者が疲れた体を癒やしていた。
(2014年2月12日 福島を走る・福島民友ニュース)
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