秋本さん（中央）の指導を受けスタートの練習に励む小学生たち

　南相馬市陸上競技協会主催のワンポイント小学生陸上教室は５月３１日、南相馬市原町区の雲雀ケ原陸上競技場で開かれ、大熊町出身の陸上競技選手秋本真吾さんが小学生たちに速く走るための基本を教えた。
　市内の小学生約３０人が参加し、全体練習と種目別練習が行われた。秋本さんは全体練習で、走るときの正しい姿勢や足の運び、腕の振り方、早くスタートを切るための技術、練習法などをアドバイスした。
　自ら体を動かし、お手本を示しながらの分かりやすい指導で、小学生たちもすぐにこつをつかみ、楽しそうに練習に取り組んだ。種目別練習では同協会の指導者も加わり、短距離走やハードルなど各競技別に指導が行われた。
（２０１４年６月２日　福島を走る・福島民友ニュース）