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女子400千葉3位、地元開催“県勢奮起” 日本陸上選手権
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【女子400メートル】54秒83で4年ぶりの表彰台に立った千葉=7日、福島市・とうほう・みんなのスタジアム
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陸上の日本一を決める日本陸上競技選手権大会第2日は7日、福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で男女計22種目を行い、女子走り幅跳びで五十嵐麻央(福島大)が6メートル19で初優勝、同400メートルで千葉麻美(東邦銀行)が4年ぶりに3位入賞した。降りしきる雨にも、県勢は国内のトップアスリートとの対決に奮起した。
男子ハンマー投げでは、室伏広治(ミズノ)が前人未到の20連覇を達成したほか、同100メートル予選に登場した桐生祥秀(東洋大)が国内最速の走りを見せつけた。日本陸上競技連盟によると、この日は、初日を上回る約1万3500人が詰め掛け、目の前で繰り広げられる国内最高の戦いに胸を躍らせた。
「地元でパワー」 千葉、感覚戻る3位
女子400メートルは千葉麻美が54秒83で3位入賞。上位2人の高校生にかわされ5年ぶりの頂点はならなかったが、「52、51秒台へ戻していきたい。高校生に負けているわけにはいかない」と、次の舞台に照準を合わせた。
出産してから約3年。ブランクで鈍った、独特の走る感覚は徐々に戻ってきている。「以前(出産前)と変わらない練習ができている。あとは得意だった後半の走りを戻したい」と自身の走りを分析した。初めて経験する地元開催の日本陸上。「声援から久しぶりに走る意欲、パワーをもらった」と千葉。同種目の日本記録保持者は、過去の自分を超える戦いに挑み続ける。
(2014年6月8日 福島を走る・福島民友ニュース)
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