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“感動ありがとう”トップ選手の姿に勇気 日本陸上選手権
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トップ選手の競技を生で見ようと、メーンスタンドを埋めた大勢の観客
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日本陸上最終日の8日、会期の3日間で最多の約1万4000人が詰め掛けた福島市のとうほう・みんなのスタジアム。国内トップ選手たちの力強い姿に勇気づけられた観客は、声援で感謝の気持ちを表した。選手と観客が一体となり、スポーツを通じて復興への誓いを胸に刻んだ。
「あこがれの舞台。とても興奮した」。陸上に励むいわき市の中央台南小6年、小野雄大君(11)は、間近で見るトップ選手のパフォーマンスに感激した様子。「将来はオリンピックを目指して頑張りたい」と夢を膨らませた。白河市の白河旭高3年、関根早織さん(17)は「選手の『福島の地で走れてよかった』との言葉に感動した」と声を弾ませた。田村市の農業紺野儀一さん(65)は「福島を応援してもらっているので、前を向いて生きていきたい」と力を込めた。
会期の3日間は、いずれも雨天となったが、選手たちは懸命に競技に取り組んだ。三春町の主婦伊藤容子さん(39)は「かわいそうなくらいどしゃぶりの雨でも、選手は手を抜かなかった。元気づけてくれてありがとうと伝えたい」と感動していた。
(2014年6月10日 福島を走る・福島民友ニュース)
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