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吉田が高校生・一般男子で初出場V 奥川健康マラソン
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後続を突き放し貫禄の走りで初優勝を決めた吉田浩一(郡山自衛隊)
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第39回奥川健康マラソン大会は15日、西会津町奥川地区の旧奥川小を発着点に開かれ、高校生・一般男子(40歳未満)10キロは須賀川市の吉田浩一(郡山自衛隊)が32分55秒で初優勝を果たした。県内外から799人が出場した。親子2キロ(小学1・2年生と親)、中学生女子3キロ、高校生・一般女子(40歳未満)5キロなど、全18部門で健脚を競った。選手たちは日ごろの練習の成果を発揮し、緑まぶしい奥川路を駆け抜けた。地元住民らで組織する実行委員会の主催、同町、同町教委、同町体協、福島民友新聞社の共催。
終盤、逆転スパート
「最後に勝ちきれてうれしい」。吉田浩一(郡山自衛隊)は初出場ながら、高校生・一般男子(40歳未満)10キロを見事に制覇した。レース後、終盤に競り勝ってつかんだ栄冠の喜びをかみしめた。
吉田は序盤から先頭集団を引っ張り、積極的なレースを展開した。「川沿いの音や風を感じ、気持ち良く走れた」と、自然豊かなコースを楽しむ余裕も見せた。
中盤からは2位の大内龍太郎(飯舘村社協)との一騎打ちとなった。「初めて走るコースなので、相手の後ろにつけた」。吉田は焦らず、自分のペースに持ち込んだ。「絶対に負けられない」と意地を見せ、残り300メートルで一気にラストスパート。鮮やかな逆転劇で初優勝を成し遂げた。
「ずっと走りたかった大会で優勝できて良かった」と振り返った。「沿道の温かい声援が力になった」と背中を押してくれた奥川の住民たちへの感謝も忘れなかった。
(2014年6月16日 福島を走る・福島民友ニュース)
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