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“東京五輪の夢”応援 トライアスロン駅伝、福島大生提案

“東京五輪の夢”応援 トライアスロン駅伝、福島大生提案

ふくしまチャレンジトライアスロン駅伝をPRする(左から)吉田さん、竹村さん、高橋さん

 五輪正式競技のトライアスロンへの参加を通じ、子どもたちに2020(平成32)年東京五輪に挑戦する意欲や五輪への関心を高めてもらおうと、福島大の学生が企画したトライアスロンのイベントが8月10日、福島市のあづま総合運動公園で開かれる。陸上競技部など国内外の大会で活躍するトップアスリートを数多く輩出する同大の学生として、6年後の一大スポーツイベントに選手として出場したり、楽しむきっかけを子どもたちに提供したい考えだ。
 同大が2日開いた定例記者会見で、イベントを企画した吉田美紀さん(21)、竹村紗津妃(さつき)さん(21)、高橋美桜(みお)さん(21)=いずれも人間発達文化学類3年=が発表した。
 「集まれ!ジュニアアスリート 2014ふくしまチャレンジトライアスロン駅伝」と題したイベントは、小学4年〜中学3年の児童生徒が対象。3人一組で、各選手がそれぞれスイム0.2キロ、バイク2.5キロ、ラン1.2キロに挑戦してバトンをつなぎ、合計タイムを競う。競技に先立ち、トップアスリート数人による指導を行う。トライアスロンでシドニー・アテネ両五輪に出場した西内洋行選手(原町高卒)の参加が決まっている。
 3人が受講する「スポーツ企画演習」の授業では毎年、スポーツイベントを企画している。今年は他の2人を含む5人で企画した。5人からの提案を受け、被災地支援事業を展開する東京都と日本アスリート会議の主催でイベントが開かれることが決まった。吉田さんは「子どもたちの興味を高め、福島から五輪を盛り上げていきたい」と意気込む。
 学生らは、五輪正式種目で、県内出身のトップアスリートを五輪に送り出しているのにもかかわらず競技人口が少ないトライアスロンに注目した。スイム、バイク、ランという多彩な競技で構成される競技をきっかけに、他の五輪競技にも興味を持ってもらいたいと考えた。
 原発事故以降、外遊びが制限されるなどして運動不足気味の子どもたちに、運動の機会を提供したいとの思いもある。吉田さんは「全力でトライアスロンに挑戦し、思いっきり体を動かす楽しさを再発見してほしい」とイベントに懸ける思いを語った。
 27日まで参加チーム30組を募集している。参加無料。自転車、水着は各自持参。問い合わせは同大小川研究室(電話024・548・8219)へ。
(2014年7月3日 福島を走る・福島民友ニュース)



 


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