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男子総合は阿部がランで逆転V うつくしまトライアスロン
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総合優勝を果たした阿部有希(福島市出身)
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会津の大自然を舞台に鉄人たちが白熱のレースを繰り広げる「第16回うつくしまトライアスロンinあいづ」は24日、会津若松、猪苗代、磐梯の3市町で行われ、県内外から過去最多の508人が出場して体力と気力の限界に挑んだ。
男子総合は阿部有希(ゆうき)(神奈川大、福島市出身)が初優勝、女子総合は菊池日出子(本宮市)が10年ぶり2度目の優勝を飾った。総合男女を県勢が制したのは、2007(平成19)年の第9回大会以来、7年ぶり。レースは猪苗代町の猪苗代湖天神浜から会津若松市の会津大までの計51.5キロのコースをスイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロで競った。
阿部、急成長に自信
「本県もトライアスロンが強いことを見せられてうれしい」。阿部有希(福島市出身)は男子総合で初優勝の瞬間、フィニッシュテープを両手で持ち上げて駆け抜け、歓喜した。
神奈川大3年で、9月7日に香川県で開かれる日本学生選手権大会を前にして今大会に出場。高校時代以来となった大会に「ずっと県勢として優勝したいと思っていた」と強い思い入れを持って臨んだ。その結果として、初の栄冠を手にして「全力を出せた」と充実感に浸った。
直前まで千葉県で合宿していたため、疲労がたまっていたが、暑さの中、スイムで2位、バイクで3位につけ、ランで逆転した。「合宿で高温に慣れていたので、他の選手よりアドバンテージになった。9月の大会に向けて気持ちに余裕ができた」と笑みを見せた。
今季、急成長した王者は会津路で得た自信を胸に、学生日本一に挑む。
(2014年8月25日 福島を走る・福島民友ニュース)
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