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男子総合は遠田が大会新で初優勝 伊達ももの里マラソン
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【10キロ男子18歳以上29歳以下】大会新で初優勝した遠田将人(天童東村山駅伝)
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第54回伊達ももの里マラソン大会は31日、伊達市保原中央交流館前を発着点に行われ、全国35都道府県から過去最多となる6810人がエントリー、1〜10キロの全6コース、ウオークを含む年齢別の37部門で熱いレースを繰り広げた。同市、同市教委などでつくる大会実行委員会の主催、福島民友新聞社などの共催。総合優勝は男子が一般18歳以上29歳以下10キロの遠田(えんた)将人(25)=山形県、天童東村山駅伝、女子は高校生以上29歳以下10キロの原田詠麻(えま)(20)=宮城県、ケミコン宮城。いずれも大会新を記録した。例年に比べてやや涼しい気候となったためか好記録が続出し、ウオークを除く36部門中、11部門の計17人が大会記録を更新した。
遠田、勝機逃さずスパート
初出場ながら、大会記録を22秒更新する大会新で総合優勝した一般18歳以上29歳以下の部10キロの遠田将人(25)=天童東村山駅伝=はレース後、「優勝を視野に入れていた。目標を達成できてうれしい」と充実感をにじませた。
「涼しさ」が好記録を生んだ。例年は気温30度を超える大会名物の「暑さ」が選手の体力を奪っていたが、同日は午前9時現在で22.9度。遠田も「思っていたほど暑くなかったので記録が出た」と認める。
スタート直後から先頭集団に食い込むと、招待選手として出場した富士通陸上競技部の田井慎一郎(23)に合わせてペースをつくった。8キロ地点からは選手間で駆け引きを繰り返したが「我慢を続けた」。9キロ地点からは4、5人の争い。最後の200メートルでラストスパートを掛け、そのままゴールに飛び込んだ。同部門上位3人が大会新を記録する混戦の中、勝負の機会を見逃さなかった。
高校時代から陸上を始め、流通経済大在学中は駅伝部で活躍。今も毎日の練習を欠かさない。秋は各地でロードレースが行われることから「今大会の優勝が良いきっかけになりそう」と笑顔で語った。
(2014年9月1日 福島を走る・福島民友ニュース)
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