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10キロ高校生男子は小林が独走初V 喜多方健康マラソン
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【10キロ高校生男子】34分2秒で初優勝した小林郁哉(喜多方桐桜高)
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喜多方市の押切川公園スポーツ広場を発着点に3日に行われた第30回蔵のまち喜多方健康マラソン大会。最長の10キロをトップでゴールしたのは、いずれも喜多方桐桜高の選手で、34分2秒の小林郁哉(高校生男子の部)と47分30秒の上野紗耶佳(高校生以上女子の部)だった。五輪の陸上に出場経験のある高橋千恵美さん、大島めぐみさん、川上優子さんがゲストランナーとして参加。レースでは、ランナーを励ましながら並走し、大会を盛り上げた。
小林が中盤抜け出し“着実に差”
10キロ高校生男子の部の小林郁哉(喜多方桐桜高2年)は他選手の追随を許さず、10キロ全部門の1位でゴールに飛び込んだ。「気持ちよく走れた」。寒さに加え、雨が降る厳しい状況でも実力を発揮。中盤に抜け出すと、同部門の2位に1分37秒差をつける独走で初優勝を飾った。
「遅めに入って後半に勝負する」。序盤は日大東北高の選手らが引っ張る先頭集団の後方につけた。レースが動いたのは4キロすぎ。「ペースに余裕があった」と徐々にスピードを上げ、周りを引き離した。「距離が開いたが、油断できない」。気を緩めず、着実に差を広げると、最後は競技場のトラックで観客の視線を独り占めにした。普段から練習しているコースというが、「先導の白バイや街の人の声援があり、いつもと違う雰囲気だった」と振り返る。
本職は1500メートルだが、「持久力をつけて将来は箱根駅伝に出場したい」。成長著しい16歳は蔵のまちの経験を糧に大舞台への階段を駆け上がる。
(2014年11月4日 福島を走る・福島民友ニュース)
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