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ハーフ一般女子フリー・野尻が3連覇 野馬追の里マラソン

ハーフ一般女子フリー・野尻が3連覇 野馬追の里マラソン

【ハーフ一般女子フリー】3連覇を達成した野尻あずさ(富山県)

 南相馬市スポーツ復興祈念第27回野馬追の里健康マラソン大会・第9回ウオーキング大会は7日、同市の雲雀ケ原陸上競技場周辺で開かれ、原発事故以降で最多の県内外の約2700人が全力で健脚を競い合い、復興に歩む市民らを励ました。

 「リオ五輪目指す」
 「寒くて風も強く条件は悪かったが、最高の走りをしたかった」。気温5度前後、強風が吹き荒れる厳しいコンディションの中、世界陸上のマラソン出場経験を持つ一線級ランナー・野尻あずさ(富山県)は圧巻の走りを披露、3年連続でハーフ一般女子フリーの栄冠を手にした。
 11月の横浜国際女子マラソンで5位に沈んだ野尻。「自分自身に勝ち、経験値を積み上げるのが課題」と胸に刻んでレースに臨んだ。「沿道でたくさんの人が名前を呼んで応援してくれた」。その期待に応えるかのような力強い走りを見せ、1時間21分17秒でゴールした。「これからが本格的なマラソンシーズン。まだ体をつくっている段階で体力的にはつらかった」と振り返る。
 レース後は2位の桑原絵里(AC須賀川)に「お疲れさま」とねぎらいの言葉を掛け、市民ランナーの健闘をたたえる気遣いを見せた。地元住民には「震災から3年以上がたち、苦しいこともあるが、笑顔は元気の源。笑顔を忘れないでほしい」と言葉を紡いだ。
 次の目標は2016(平成28)年のリオデジャネイロ五輪。「リオを目指して日々を大切にしたい」。ヒロインが野馬追路から大舞台へと羽ばたく。
(2014年12月8日 福島を走る・福島民友ニュース)



 


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