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ハーフ男子39歳以下・カリウキ大会新V 東和ロードレース
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【ハーフ男子39歳以下】大会新で初優勝を飾ったサイモン・カリウキ(日本薬科大)
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第46回東和ロードレース大会は5日、二本松市の旧下太田小前ゲートを発着点に男女32部門とウオーク2部門を行い、県内外から4040人が出場、起伏に富んだ難コースに挑んだ。ハーフマラソン男子39歳以下はケニア出身の留学生サイモン・カリウキ(埼玉・日本薬科大)が1時間5分19秒の大会新記録、ハーフ女子は桑原絵理(AC須賀川)が1時間26分18秒でともに初優勝を飾った。同市などでつくる実行委の主催、1995(平成7)年に「みんゆう県民大賞」を受賞したいなほ陸友会の主管、市、市教委、市体協の共催、福島民友新聞社などの後援。
ハーフマラソン完走者から選ばれるホノルルマラソンの派遣抽選では、ハーフ男子50歳以上の千葉直樹(63)=滋賀・福興かんそう会=が選ばれた。最速タイムを出した県内の小学生を福島民友新聞社が表彰する「韋駄天(いだてん)賞」には、男子の宍戸結紀(東和小6年)と女子の坂本実乃里(玉川一小6年)が選ばれた。
カリウキ“ケニアの脚力”圧倒
長い伝統を受け継ぐロードレース大会の歴史が大きく動いた。ハーフ男子39歳以下で大会記録を3分以上も更新して初出場で初優勝した19歳のサイモン・カリウキ(埼玉・日本薬科大)は、満足そうな表情を浮かべた。
「日本の充実した練習環境で箱根駅伝を目指したい」と、4月にケニアから留学してきたばかり。ケニアの高地で培った脚力を生かし、得意の上り坂で後続の選手を圧倒、2位に4分以上の差を付ける1時間5分19秒の驚異的な記録をたたき出した。
「マラソン向きの選手でこれからが楽しみ」。箱根駅伝初出場の切り札として同大の横峯英実コーチは期待を寄せる。圧勝したレースに「自信になった」とカリウキ。夢に向かって大きな勝利を手にした。
(2015年7月6日 福島を走る・福島民友ニュース)
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