平野選手が練習したハーフパイプを滑り、平野選手の活躍を喜ぶスノーボード愛好者

　平野選手が小学生時代に技を磨いた会津高原南郷スキー場の関係者も快挙を喜ぶ。スタッフの一人、酒井良男さん（４１）は「このスキー場で練習をしていた子がメダリストになるとは」と驚いた様子で話し、「冬のスポーツの競技人口が増えるきっかけになれば」と期待する。
　平日とあってスノーボーダーの姿はそう多くはなかったが、仲間３人で楽しんだ栃木県の水沼一智さん（３４）は「すごいの一言。ここまでやるとは想像していなかった」と、平野選手の高いエアを興奮した様子で振り返った。メダリストを育てたＨＰでの練習に「ここの（ハーフ）パイプは他と違って大きいし、滑りやすい」と満足した様子。
　南会津町役場には１２日、「平野選手　銀メダルおめでとう」の垂れ幕が掲げられた。
（２０１４年２月１３日　福島民友ニュース）