葛西、ジャンプ・ラージヒル「銀」 県内から“喜びの声”
ソチ冬季五輪第9日の15日、7大会連続出場の葛西紀明(41)=土屋ホーム=がノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒルで銀メダルを獲得した。
県内の高校生でただ一人のジャンプ、ノルディックスキー複合選手の渡部大輝さん(16)=猪苗代高1年=は、葛西選手の銀メダル獲得を「すごい」と喜び、「普段からすごくストイックと聞く。競技生活の参考にしたい」と意欲を燃やした。
大輝さんの監督でもある父明仁さん(47)=喜多方桐桜高教=もジャンプ、複合の選手だった。明仁さんが大学生のころ、中学生にして注目を集めていた葛西選手を記憶している。明仁さんは「人に言われるでもなく常に前向きに練習し、それを30年間繰り返してきた。そういうことが今の選手たちに伝われば」と“努力の人”葛西選手を語った。
(2014年2月17日 福島民友ニュース)
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