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遠藤2位、星野3位 ソチ五輪後、県勢そろってW杯表彰台
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メダルを持ち笑顔を見せる男子2位の遠藤(左)と女子3位の星野
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2014FIS(国際スキー連盟)フリースタイルスキーワールドカップ(W杯)福島猪苗代大会最終日は2日、猪苗代町のリステルスキーファンタジアで男女デュアルモーグルを行い、男子はソチ冬季五輪代表の遠藤尚(23)=忍建設、猪苗代高卒=が自己最高の2位に入った。女子は同代表で地元・リステルに所属する星野純子(24)が3位となり、2度目となる表彰台に上がった。
遠藤、4年後へ“一歩”
地元猪苗代の熱い声援を受け、男子デュアルモーグルの遠藤尚が本領を発揮、W杯で自身最高の銀メダルに輝いた。金メダルを目指して臨んだソチ五輪で15位に終わり、前日のモーグルで途中棄権となった悔しさをはねのけた。
猪苗代のW杯では結果を出せず、今回初めて表彰台に立った。声援に手を振り、寡黙な男の顔にもようやく笑顔がこぼれた。「4年後に向けていいきっかけにしたい」。目指すは平昌(ピョンチャン)冬季五輪での表彰台だ。
星野「応援に恩返し」
念願だった地元開催のW杯で3位表彰台に上った女子デュアルモーグルの星野純子(リステル)は「たくさんの応援が力になった」と、観客席からの祝福に大きく手を振り応えた。
予選落ちで悔し涙をのんだソチ五輪後、初めてのW杯の舞台は猪苗代で「表彰台に乗りたい」という気持ちが強かった。「負けた」と思った3位決定戦では1ポイント差で勝利し、メダルを手にした。「結果を出すことで、応援してくれた人たちに少し恩返しができたかな」。自身を象徴する笑顔は、メダルに負けないくらい輝いていた。
(2014年3月3日 福島民友ニュース)
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